2月28日9時44分、魚座10度で新月となります。
魚座は夢やビジョンを象徴し、スピリチュアルな気づきや潜在意識の浄化を促すサインです。
12星座の最後を担う魚座新月は、一つの旅を終わらせて新たな旅のスタートへ向かう切り替わりのタイミングでもあります。
過去の感情や執着を手放し、心を浄化するのに最適な時期です。
魚座これまでの体験を融合し、混沌の中から学びのエッセンスを引き出す役割を持っています。
また、共感力や癒しのエネルギーが高まり、他者への優しさや一体感に意識が向かいやすくなるでしょう。
さらに、創造性が刺激され、芸術や表現活動にも良い影響を与えます。
新月は11ハウスで起こります。
11ハウスは「未来のビジョンや願望、友人やグループ、コミュニティ」を示します。
魚座は「境界を超えて共感し合う」エネルギーを持っていますので、志を同じくする人々との出会いや、理想を共有できる場に導かれるかもしれません。
魚座のエネルギーを生かし、自分の直観を信じながら未来のビジョンを描き、アイデアを形にしていくことを意識するとよいでしょう。

新月図の特徴
1.魚座と11ハウスの強調
新月図では太陽・月、土星、水星、海王星の5天体が魚座にあり、これら全てが11ハウスにあることで、魚座のエネルギーと11ハウスが非常に強調されています。
また、新月の太陽・月と1ハウス在室の双子座・木星はスクエアの配置となっています。
新月は11ハウス・魚座にあり、感情的な繋がりや潜在意識レベルでのスピリチュアルな成長を促しつつ、理想の未来社会や共鳴する仲間たちとのネットワークを広げるエネルギーを持っています。
一方双子座・木星は好奇心や知識の広がりを求め、自己表現の欲求が強まります。
但し、情報過多になったり、あれこれと興味が広がり迷いが生じる可能性もあります。
内面的な葛藤が生じやすい配置ですので、魚座・新月の内なる直観と双子座・木星がもたらす知性のバランスを取りながら前に進むことで新たな学びや発見が得られるでしょう。
2.天王星がAscに、冥王星がMCに
アセンダントに重なる天王星は、自分の枠を超えた新しい可能性を開くエネルギーをもたらします。
予期せぬ変化が起こったり、新たな自己表現への欲求が高まり思い切った挑戦がしたくなるかもしれません。
また、MCに重なる冥王星は社会的な立場やキャリア、人生の方向性に対する抜本的な変革を促します。
もし、『このままで良いのか?現状ではもう前に進めないのでは?』と、自問することがあるならば、思い切った決断が必要なのかもしれません。
今までのやり方を一度手放し、新たな可能性を探ることで、自分の本質を生かした成功や充実感を得ることができるでしょう。

この新月は、自己変革と社会的な変容の大きな転機です。
直観や内なるビジョンを大切にしながら理想の未来を描くのに絶好のタイミングです。
志をともにする仲間との絆を深め、未来に向かっていきましょう。
過去の執着や思い込みを手放し、新たな可能性や未知の変化に対して心を開き、自分らしい未来を築いていくための一歩を踏み出しましょう。
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