3月10日の18:00、魚座21度で太陽と月が重なり新月となります。
日本の各地で積雪があり寒暖の差が激しい日々ですが、二十四節気では「啓蟄」で、冬ごもりをしている虫や冬眠していた生き物たちが、春の息吹を感じ地上に出て活動を始める頃となりました。
太陽は魚座20度まで進み、新たなスタートである春分まであと10日です。
魚座♓は12星座の成長プロセスの最後を担う星座です。
精神的な領域へと意識が向かうため、心の深い部分と向き合って解放していく時期となります。
2023年の春分に牡羊座からスタートした体験は、それが望ましいものであったとしても、そうでなかったとしても私達の人生に必要なものでした。
魚座ではこれまでの全ての体験を融合し、心のこだわりや傷を受け入れて癒したり、浄化したうえで、そのエッセンスを学びとして無意識に取り込んでいきます
今回の新月は春分を目前に、新たなサイクルへの前準備となる新月で、
諸々をクリアにし、リセットしていくのに良いタイミングです。
1年を振り返り、予定通りに進んだことや上手くいったこと、成果を得られたことは何か?
そうでなかったことも色々あったとしても、ジャッジせずに100%を受け入れることが次のサイクルに向けて、知恵やエッセンスを導き出すためのキーポイントです。
一方、痛みや喪失感を伴うような、突発的な出来事も起こる可能性もありますが、悲観することなく冷静に受け止めて、
新月図
魚座と7ハウスが強調されている新月図です。
清濁を併せ吞み受容する魚座のエネルギーが、7ハウスの対人関係をステージとして表現されます。
他者や社会との関りのなかで、深い受容力や共感力を発揮できるタイミングです。
けれども、人や環境に振り回されるのではなく自分軸を大切にしましょう。①②③
閃きや、新しいアイデアを取り入れながら、積極的に行動していくことで発展力がもたらされます。④⑥⑨
新月図の中で水星はAscとMCのルーラーという重要な役割を担っています。⑦
水星の象意であるコミュニケーション力や仕事力を積極的に使っていきましょう。
この新月図において水星はインスピレーションが豊かで、しかも非常に説得力があります。
自分の思いを言葉にして他者に伝えることで、直観力も冴え更に良いアイデアが浮かんで来ることもあるでしょう。⑤⑦
言葉の力を積極的に使っていくことが、必要な変化の源となります。
◎新月図の特徴
①魚座♓太陽・月はオーブ4度でディセンダント上にある。
②魚座♓に、土星、太陽、月、海王星の4天体が集中し魚座が強調されている。
③7ハウスに太陽・月、海王星、水星が集中。(5度前ルール採用)
◎新月図のアスペクト
④太陽・月と天王星♅はセクスタイル(60度)
⑤太陽・月と海王星♆はオーブ緩めのコンジャンクション(0度)
⑥火星♂と天王星♅はスクエア(90度)
⑦冥王星♇と水星☿はセクスタイル(60度)で、水星はAscとMcの支配星。
⑧水星は海王星とコンジャンクション(0度)
⑨木星と天王星がオーブ緩めのコンジャンクション(0度)
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