10月25日 19時49分、蠍座の2度で新月となります。
10月に入ってから新月までの天体の動きとしては、
逆行中だった6天体のうち、水星が10月2日に、冥王星が10月9日に、土星が10月23日に順行となりました。
出口が見えない事や停滞を感じていた物事も少しづつ動き始めているのではないでしょうか?
昨年の8月20日に双子座に入宮した火星は、現在も双子座にあり順行中です。
通常は、火星が1つの星座に留まるのは約2ヶ月なのですが、昨年の8月20日~来年の3月25日まで、7ヶ月もの長期に亘り双子座に滞在します。
火星は新月後の10月30日には逆行に転じ、2023年1月13日には順行に戻ります。
逆行する度数は双子座の25度台~8度台迄。
双子座をはじめ柔軟サインの8度~25度に天体がある方は、その影響を受けます。
今は逆行前のステーション(留)の時期です。
ステーションや逆行期間中は、今まで火星によって満たされていた行動のエネルギーが、突然消失するような感覚があったり、抑圧された感情に気付いたり、計画の再構築の必要がおこるかもしれません。
いずれにしても自分自身にとって適切な火星エネルギーの使い方・・・行動エネルギーや野心など・・を見直すべき時となります。
新月図
ノードの側での新月のため、日食となります。今回はオーブが約11度と広めのため、部分日食となりますが、日本では観察することができません。
日食は約半年に1度起こり、社会全体の流れや世相において変化のタイミングとなります。
個人の生活や人生にとっても変化のタイミングです。
蠍座や固定サイン(牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座)の2度前後に太陽・月をはじめ、主要な天体を持つ方は、特にその影響を受けることになるでしょう。
新月の太陽・月は蠍座にあり金星と合で、5ハウスに在室。8ハウスの冥王星とアウオブサインで緩くスクエアをとっています。①②
また、魚座3度のMCとはトラインの関係にあります。
人との深い繋がり、優しさや思いやりを育みながら、自分自身のテーマ・目指すものにベクトルを合わせる時。③
その為には、過去の縁やしがらみに光を当てて関係性を見直したり、今後の成長に向けて自分の枠を越えていくという行動も必要となるでしょう。②④
5ハウスには新月の太陽・月、金星、水星の4天体が在室し、5ハウスが強調されています。
5ハウスの意味としては、創造性、趣味、レジャーや遊び、ギャンブル、子供など。
秋の気持ちの良い季節ですから、アート活動はもちろん、親しい仲間や家族とのレジャーなど、純粋に自分が楽しめることを積極的に行いたいタイミングです。⑤
アセンダントに火星が上昇し、5ハウスの水星、新月の太陽・月・金星の合とトラインの関係にあります。
火星はアウトオブバウンズで、新月図にエネルギーや慌ただしさを加えているのですが、逆行前のステーション(留)にありストレスが溜まりやすい状態となっています。⑥
日食図の影響は約半年間続くといわれていますので、誰にとっても今回の新月は大切なタイミングです。
自分の心の深い部分とつながり、嘘や偽りのない慈しみの心をもって蠍座の新月らしく他者との絆を築いていきましょう。
天体配置
①新月は蠍座にあり、金星と合(コンジャンクション、0度)
②新月と冥王星はスクエア
③新月とMCはトライン
④ノースノードと天王星は合、土星とはスクエア
⑤5ハウスに太陽・月、金星、水星の4天体が在室
⑥アセンダントに火星が上昇し、水星、新月の太陽・月とトライン(120度)
アウトオブバウンズ・・・天体が赤緯で23度27分を超えていること。その天体のパ ワーや影響が強まるといわれています。
天空の星々、お花や樹々のエネルギーと響きあいながら、心の奥にある輝きにふれ癒しと解放をもたらすセッションや講座を行っています。
マインドフルネスセラピストの徳田純子です。blogをご訪問頂きありがとうございました
コメントをお書きください