7月29日2時55分、獅子座の6度で新月となります。(数え度数です)
太陽は7月23日に火の不動サインである獅子座に入り、いよいよ本格的な夏。
火のサインらしく、燃えるようなエネルギー、存在感があります。
太陽は7月29日に月と出会い、新月となります。
創造的な気分が高まる時です。
心の内から湧き上がるような感動や高揚感を感じ、自分らしい在り方で堂々と自己表現したいという欲求が高まります。
楽しい事、遊び、アート活動などにも意識が向きます。
新月の太陽・月とはトラインという調和的な関係にある牡羊座・木星が、その欲求を広げている状態です。
しかし、木星は新月のタイミングでは逆行前の留の状態でパワーは停滞、新月直後の7月29日の6時11分~11月24日まで逆行します。
木星の逆行の時期は、これまで広げてきた事、順調に進めてきた物事を、立ち止まって見直す必要が出て来るタイミングです。
先ずは、獅子座の新月らしく熱い思いを軸として、思いのままにチャレンジしてみましょう。
見直しや修正をかけながら、諦めずに継続していくプロセスで自分とって本当に大切なものに気づいたり、実力を磨くことができるでしょう。
その結果として社会的な成果を得て認められたり、自己肯定感が高まり、経済的な基盤を築くという良い流れに乗りましょう。①
新月の太陽・月以外に目を移してみると・・・
今回の新月図の重要ポイントは、牡牛座に位置する火星♂・天王星♅・ノースノードΩが重なっていることです。②
この3天体(ノードは感受点)と、2ハウスに位置する獅子座・水星、8ハウスに位置する水瓶座・土星は、Tスクエアを形成しています。③
天王星が関り起こる出来事は突発的であり、ノードが関わると多くの人を巻き込んで影響を与え、予測不可能な要素があります。②
また、土星、水星が絡むことで突発的な事故や、意見の対立、交通のトラブルなどが示唆されています。③
また、自然災害にも引き続き注意が必要です。③④
一方で、火星・天王星・ノードが与える影響には、ポジティブな側面もあります。
新月図では、MCと海王星が重なり、Ascと金星が重なっています。
これらと、火星・天王星・ノードは、オーブは広めですが夫々とセクスタイルを形成し、調和的な関係にあります。④⑤⑥⑦
社会的な立場や仕事において、夢や理想を実現すること。④
心地よい自分自身の生活や在り方を守る事。⑤
言葉としては簡単でも、実行するのは難しい気持ちがするのですが、
今回の新月からの2週間は、ブレイクスルーするタイミングです。
これまでの自分の思考や価値観に、今の在り方に、違和感を感じている方は変容のチャンスがやってきているのかもしれません。自分の内なる声を聴いてみましょう。④⑤⑥⑦
11ハウス在室の火星・天王星・ノードの変化のパワーをポジティブに活用し、新しい交友関係や、仲間との活動の中で刺激を得ることがブレイクスルーの引き金となりそうです。
また、自分や社会の未来に意識を向けていくことも良いでしょう。②
尚、火星・天王星・ノードが最も重なるのは8月1日、8月2日です。
オーブ(許容度数)を1.5度ぐらいに設定すると、7月中、下旬~8月中旬までが影響範囲です。既に、影響下にあり、様々な事象が起こっていますね。
火星は約2年、天王星は約84年、ノードは約18年でホロスコープ上を1周しますから、火星は天王星・ノードと約2年、天王星とノードは約15年で会合するのですが、これらの3つが重なるというのは、稀なことです。
これらが重なる場所は牡牛座の19度あたりです。
牡牛座を始め、不動サイン(牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座)に太陽や月、他の天体や感受点、ミッドポイントがある方は特に影響を受けます。
ポジティブな変化の引き金とできるよう、意識を向けていきましょう。
天体配置
①新月の獅子座太陽・月は2ハウスに在室し、10ハウス在室の牡羊座・木星とトライン(120度)のソフトアスペクト
②火星・天王星・ノースノードがコンジャンクションしている。
③火星・天王星・ノード、水瓶座・土星、獅子座・水星はTスクエアを形成。
④MCに海王星♆がコンジャンクション。(0度)
⑤MCと牡牛座のノード、天王星♅はセクスタイル(60度)
⑥Ascに金星コンジャンクション。
⑦Ascと11ハウス在室の火星・天王星・ノードとセクスタイル(60度)
天空の星々、お花や樹々のエネルギーと響きあいながら、心の奥にある輝きにふれ癒しと解放をもたらすセッションや講座を行っています。
マインドフルネスセラピストの徳田純子です。blogをご訪問頂きありがとうございました