秋分の日が過ぎて最初の新月、今年最後の4半期にはいり、
緊急事態宣言が解除され、新政権も間もなく発足、新たなスタートを感じさせます。
新月に注目すると、太陽・月を始め4天体(太陽・月・火星・水星)が天秤座にあり、5ハウスに集中しています。
月は太陽とコンジャンクションした直後、21:04には火星と重なります。
火星に象徴される行動のエネルギーが強調された新月です。
火星はモチベーション。
やる気スイッチが入りますので積極的に自分を押し出していくのには良いタイミングです。
が、同時に争いや戦い、欲しいものを獲得する天体でもありますので、ネガティブに働くと他者との争いや攻撃、過剰な競争を招きます。
天秤座のテーマは人との関り、パートナーシップ。またそれらに於いてバランスを取り調和することです。
愛や思いやりをベースに、内在する火星エネルギーを建設的に使うことが求められています。
また、具体的な目標や成果を視野に入れて、積極的に人と関わり人間関係やネットワークを築き、必要な情報を取り入れるように行動するのには良いタイミングです。①④⑤
5ハウスですから、人と一緒に楽しんで、創造的に・・。
抑圧していた気持ちが解放されて遊びに出かけたくなる気持ちも高まってきます。
アセンダントは双子座で、支配星である水星が逆行中です。
また、水星は冥王星、木星、海王星と、相反する様々なアスペクトを持っています。
情報のやりとりや社会インフラの混乱には、より注意が必要ですし、また、権力や何らかの意図によって情報が過大に広まったり抑圧されやすいタイミングです。
何が真実なのか?
沢山の情報を鵜呑みにせず、冷静に見極めていきましょう。③
逆行中の天体が多いため、物事が一筋縄でいかない、一度決まったことが差し戻されるという現象も起こってくるのではないかと思います。
また、太陽・月と火星は、12ハウス牡牛座・天王星とインコンジャクト(150度)のアスペクトを取っています。
新月・火星が重なった勢いでスタートしたことが、予測しなかった突然の出来事で頓挫し、再調整を余儀なくされる・・といったことが起こりやすい配置です。
しかしそれらは、自分の無意識レベルの意図や願望を反映したものです。
真摯に向き合い、葛藤を昇華しようと努力することで調整され、質的な向上が得られます。②
10月は行楽の季節です。
自然の中で新鮮な空気を満喫しながらピクニック。
楽しいお喋りの中から、新たな何かが生まれます。
交通機関のトラブルや、感染対策には配慮しながら。
天体配置
①新月の太陽・月は天秤座の13度台にあり、火星と合。逆行中の水星とコンジャンクションし
天秤座に集中。これらの4天体は5ハウスに在泊中。
②太陽・月・火星は12ハウス在泊の牡牛座・天王星とインコンジャクト(150度)
天王星はMCのルーラー。
③Ascルーラーの水はは魚座・海王星はインコンジャクト(150度)。
冥王星とスクエア、木星とトライン(120度)。水星は逆行中。
④木星はMCと合、水星とトライン。
⑤太陽・月・火星はMCと緩めのトライン。9ハウスの水瓶座・土星とも緩めのトライン。
⑥水星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の6天体が逆行中
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