少し前に、マインドフルネスセラピーのセッションをお受け頂いた方から、とてもユニークな感想を頂きました。
ご本人の了解を頂き、アップさせていただきます。
マインドフルネスセラピーにお越しいただくのは、今回が2回目の方です。
瞑想状態から潜在意識に繋がるセッションなのですが、体感覚優位の方、ビジョンを見られる方、言葉が浮かんでくる方・・・様々なタイプの方がいらっしゃいます。
自分の中の子供部分(インナーチャイルド)が、豊かに表現してくださる方もいれば、過去世と思われる存在を通して、未完了の思いに気づき解放していかれる方もいらっしゃいます。
それぞれ違っていてよいのです。
十数年前、名古屋に通ってこのセラピーのメソッドを学んでいた時のやり方とは、だいぶん違うのですけど・・。
今回のクライエントさんは、思考力とイマジネーションの力の両方がとても強い方。
2つの間を往来しながらのセッションとなりました。
途中から”ハートチャクラくん”というキャラクターが現れました。
とても愉快な存在ですか、彼女の中の叡智の表現だと思います。
以下、ご感想です。
家に帰られてからも、まるでセッションの続きのように自分の無意識と対話され、大きな気づきがあったようです。
このように、あとから気づきがやってくることはよくあります。
◎マインドフルネスセラピーのご感想 40代女性の方
体調不良が自己否定の感情からきてるのではないかと、セラピーをお願いしましたが、どうやら自己否定ではない様で…?
“自己否定ではなく私の中にあるのは罪悪感”らしい事がわかったけれど、罪悪感があってできない自分を責めるのと自己否定ってどう違うの?とよくわからずにいました。
セラピーの最後に現れた、私の中の“ハートチャクラくん”。
チャキチャキの江戸っ子というか、「てやんでぃ」とか言いながら捻りハチマキをしてそうなキャラで、我ながら“何だこりゃ”と思いましたが。
帰ってからも自問自答でぐじぐじ堂々巡りしている私に、チャッキリ(バッサリ)やってくれました。
以下、ハートチャクラくんとの会話
ハ 「新しいエネルギーに対する新しい反応に身体がまだ慣れていないいないだけや。
エネルギー酔いみたいなもん。酔いに慣れる為にはどうする?」
私 「繰り返す」
ハ 「せや、アルコールもどんどん慣れていくやろ?それと同じや。」
私 「じゃあ、(体調悪いのは)自己否定のせいではない…と?」
ハ 「あんなぁ~、(セラピーやってみて)自己否定はあったんか?」
私 「ない」
ハ 「そういう結論に達したやろ?自己否定っちゅうより、自分の欠点にフォーカスした罪悪感だったやろ。」
私 「うん?…うーん。(自己否定と、欠点からくる罪悪感の違いがイマイチわからないけど…)」
ハ 「あんな、欠点ちゅうのは失われてる点って書くやろ? でも人間に失われてる点なんて、そもそもない。そんなん他人との関わりや社会の中で生まれた概念にすぎない。人間はそれぞれ、あるがままで完璧なんや。」
私 「出たっ。あるがまま。」
ハ 「例えばな、1人で大自然の中で生きて行くとするやろ。お前が欠点と思ってる事は、欠点か?」
私 「ううん、別に欠点じゃない。むしろ私の長所が、そういう時とっても有利だと思う」
ハ 「せやろ」
そうかぁ~、自己否定も欠点も、もともと無い、幻みたいなものなんだなぁ。
…て事は、罪悪感も私の思い込みなのか。
そういう自分を選択していたって事だよね。
それで、どういう自分を選択するかは、きっと自由なんだよねー。
江戸っ子という感じだったハートチャクラくんが、いつの間にか大阪弁(?)になっていたのはさておき、“自分を責めたがる”思いグセを自覚して、いじけゴッコはやめる習慣をつけたいと思っています。